「みんなで一緒に」
それを掲げてスタートさせたわが社の
5カ年の事業計画
4月から数え、早10カ月が経とうと
している
現在のところ、実績は、ほぼ予算通り
で推移
もちろん戦略的なやり方や数値的な結果
は大事だが、やはり、私が大事にして
いることは、どんなあり方の上に結果
が成り立っているかということだ
共に働く仲間に対して、
あきらめない
置いていかない
大事なことはちゃんと共有する
そして、お互いの成長を称え合う
これらを約束し、切磋琢磨する
私がずっと大事にしてきたのは「依存」
から脱し、「自立」すること
赤ちゃんが、自分の足で立ち、そして、
その足で自分の行きたいところへ力強く
歩き始めるように成長すること
特に大事なことは、物理的なことより
も、精神的な依存状態から脱すること
上司のせい、同僚のせい、環境のせい
などと言って、他人のせいにばかり
していては成長できない
自らの意思で選択し、結果の責任を
引き受けられるようになることが大事
おかげさまで、わが社では自立が進み、
自分一人の力で様々な課題を解決する
ことができる社員が育った
しかし、実は、個人が自立しただけでは、
どうしても解決できない大きな壁に
ぶつかってしまっていると思っている
その壁とは何か?
それは、「シナジー」を起こせないと
いう壁である
つまり、自分の能力の範囲内でしか、
成果を得ることができず、個々の能力
がかけ合わさって生まれる相乗効果を
得ることができなかったのである
掛け算ではなく、足し算
だから、大きな成果が生まれない
みんな頑張っているのに、その割には
イマイチ成果が上がらない・・・
お客様のために残業までして、何とか
間に合わせようとしているが、利益が
ついてこない・・・
さらには、日々起こる問題は減らないし、
自分一人だけでがんばっているのでは
ないかという孤独感や被害者委意識が
組織内で渦巻いている・・・
もしもそんな状態があるのならば悲劇
である
だから「みんなで一緒に」なのである
「7つの習慣」でいうところの
「相互依存」を目指すのだ
「私」よりも「私たち」を大事にする
同じ目的、同じゴールを共有し、大事に
する
何か問題が起こったとしても、「私たち」
で共有することを大事にする
特定の誰かを責めるのではなく、悪い
ことは悪いこととして認め、それぞれ
が自分の責任を自覚し、改善や解決に
向けて前進していく
そして、「私たち」が「みんなで一緒に」
成果を喜び、幸せを分かち合う
そんな世界をつくっていく
それが私が目指すゴキゲンな世界
私的成功から公的成功へ
依存から自立、そして相互依存へ
そんな風に、ゴキゲンな会社へ成長の
ステップを歩めるように、テクテクと
一歩一歩踏みしめている今日この頃
なのであーる